クリニック経営の悩みや課題を、現場で共に考え、
結果が出るまで支援します
「こういうクリニックにしたい」「こんなことは実現できるのだろうか」といった希望。
「このままだと将来どうなるだろう」「子供の教育費や家族の生活は大丈夫かなぁ」といった不安。
せっかく開業したのですから、将来の不安を解消して、思い描く理想の生活をカタチにしていきたいものです。
わたしたちは、その想いにどこまでも寄り添い、院長先生の考えを深く理解することで、クリニック経営を理想の姿へと導いていく方法をともに考え、実現していくお手伝いをします。
私たちにご相談される先生は、開業1~5年目の方が多く、年齢層は38~40代です。
院長先生からよく聞く声と、私たちがお話する内容をまとめると、次のようになります。
開業立ち上げの時期は、思ったように患者数が増えないことも多いです。
「地域で○○○の専門医がいるクリニックと言えば当院」「○○○治療といえば当院」、と認知され、患者様が集まるようになるためには、地域住民に知ってもらうための広告活動が必須です。
どうやって地域での認知度を高め、患者数を伸ばしていくのか?
適切な方法はそのクリニックの立地や特徴によって異なります。先輩に相談して、看板や広告を出してみたり、ホームページを作成したりしてみたりしますが、なかなか即効的な効果が出ず、自院に合った方法がわからないという院長先生も多いです。
また、この時期は女性スタッフのマネージメントに頭を悩まされる先生も多いです。スタッフ対応でのクレームや、スタッフ同士の不仲、良いスタッフが採用できずに困る、労務関係のトラブルなど、すべて院長先生が対応しなければなりません。
慣れないことが多く大変な時期ですが、どうすれば経営がより良くなるのか、患者数を増やすためにどんな方策を打っていくのか、その方策によって今後の収益、院長先生の収入に大きな違いが出てきます。
1日数人の患者数の差が、年間で230万円、20年で4600万円もの収入の差となって表れる。
クリニック経営は、それだけ利益率が高く、他業種に比べるととても恵まれた事業なのです。そのため開業数年で、いかに患者数を伸ばしていくことができるか、院長先生の計画力と実行力が、最も試される時期と言えるのです。
グラフは、日本医師会総合政策機構が2008年に発表したデータで、開業9年目をピークに、年収が減っていくことがわかります。若いうちは体力があるので朝から晩まで診察できますが、年とともに体力は落ちますし、競合医院も増え、患者数は減っていきます。
これを前提に経営を考えると、開業後は増患に力を入れ、患者さんが多く来院するクリニックにすることがいかに大事かがわかります。開業5年目までをピークと考え、そこから収入が徐々に減っていったとしても、ご自身のゆとりある生活が守られるよう、将来のことを考えて経営をしていく必要があるのです。
40代で開業したドクターの場合、勤務医時代に蓄えた自己資金によって、開業ローンの借入額も変わってきますが、およそ3000~8000万円ほど借入をして開業するドクターが大半です。また、住宅ローンを抱えている先生も多いです。
その中で、お子様が私立医学部に進学することを想定すると仕送りも合わせて約5000万円準備しなくてはなりません。2人で想定すると、2倍の約1億円の準備が必要になります。もちろん、進学費用だけではなく、それまでの私立中学や高校受験、学費、塾代などを考えると、中学から高校までの6年間で、お子様1人当たり年間100~150万円ほど教育費がかかることも想定しなくてはなりません。
50代になると、多くの場合、お子様の大学進学や結婚を経て、夫婦の老後の準備時期を迎えます。
この頃にはスタッフの給与も高くなっていますし、代理の医師を雇ったり、退職金の支払いなど、人件費も高くなる傾向にあります。
ただ、この頃には、新しく競合クリニックが複数でき、以前よりも患者数が5~10%減る傾向にあります(内科で1日の平均患者数が5人減ると、年間の手取りで約250万円減ります)。そのような厳しい環境の中でも患者数を維持していく必要があります。
また、60代以降には、引退の時期と事業承継、相続税対策を考えなければなりません。
引退に向けて老後資金が必要になりますが、ゆとりある老後生活には2億円が必要と言われています。また、ご自身の老後費用だけでなく、ご両親の介護が必要になることも想定して介護費用3,000万円くらいは用意しておかなければなりません。他にも、住宅のリフォームなどもこの頃行われます。また、子供の結婚資金や住宅購入の頭金の援助をお願いされることもあります。
自身の体力や体調のことも考え、いつクリニックでの収益がなくなっても生活していけるよう、40~50代で余裕を持った貯蓄をしておかなければ、いつでも安心して引退することができなくなります。
理想のクリニック、理想の生活は、院長先生の中にあるもの。
わたしたちは、対話を積み重ねることで、院長先生の生き方や考え方をひとつひとつ汲み取り、これから何をしていくべきか、共に考え、計画をつくることから始めます。
院長先生と共に築き上げていく。
それが、わたしたちが大切にしている基本姿勢です。
「なぜ、患者さんが来ないのか?」その理由は1院1院違います。
理由がわからなければ、何が効果的な策なのかわかりません。
だから、わたしたちは経営状態を正しく把握することからはじめます。
決算書の数字を他院と比べて、売上構成、人件費や広告費の比率、何に経費を使っているのか、広告の費用対効果は良いのか悪いのか、さまざまな視点から経営数字を元に現状診断します。
数字を踏まえてお話しをお伺いすることで、正しく現状を把握することができ、現状の課題や打ち手を見つけやすくなります。
院長先生が、気になっている将来の希望や不安について、現状の決算書をもとに、実数字に基づいて、ひとつひとつ全てシミュレーションして、答えを出します。
100院以上のクリニック経営支援で培った実績と経験をもとに、院長先生の想像を超え、思わず感動を覚えるほど鮮明なプランの提案を目指します。
それは、数多くの院長先生のライフプランや経営計画を作成してきたわたしたちにしかできません。
院長先生の将来イメージが持てるまで、そして不安が解消されるまで、何パターンもシミュレーションを出して、将来向かう先を検討していただきます。
院長先生と対話を重ねて作成した、収支予測のシミュレーションを実現するために必要な「増患の方策」を考え、実行に移していきます。
まずは、現状を把握するために、競合医院についても現地に足を運び、その特徴や専門性の違いを整理。どのように患者を集めているのか、スタッフのサービスレベルの違いなど、比較して調べます。
その結果をもとに、増患するための広告(看板やホームページ等)の見直し、患者さんの定着率を上げるためのスタッフの接遇の見直し、院内風土の改善などを行います。
しっかりと、年間、月間で計画を作って方策の実行を行い、毎月の患者数(初診、再診)の推移をチェック。
目標に達しない場合は、その原因を調べて、新たな対策を考えます。
決して、一時的な支援ではなく、新患が増えて定着し、安定して多くの患者数、収益が確保できるクリニックになるまで責任を持ってご支援します。
具体的な増患策の実行から、スタッフの採用の支援に至るまで、当社には、現場で一緒になってカタチにしていくサポートメンバーがいます。
クリニック経営のさまざまな分野に精通した専門家やスタッフがチームを組んで、院長先生の理想実現のために、知恵を出し合い、尽力して、求める結果に導きます。